少年サッカー「KNB杯 決勝」の実況を担当しました!
10月26日に行われた少年サッカー「第56回KNB杯富山県学童クラブサッカー大会」の決勝を解説の堤健吾さんとともにお伝えしました。
ともに初優勝を狙うカターレ富山U-12とFC.CAMPIONE福岡が激突した決勝は、まさに全国大会への切符をかけた一戦にふさわしい好ゲーム!
PK戦の末、FC.CAMPIONE福岡が見事初優勝を飾り、憧れの全日本少年サッカー大会への出場権を掴み取りました。

久しぶりに実況を担当したこのKNB杯は、私にとって「実況アナウンサーを目指す原点」ともいえる特別な大会です。
選手としても多くの思い出が詰まっており、いまこうして実況として関われていることに深い縁を感じます。
小学5年生の頃、私は富山北FCジュニアの一員として県大会を制し、全国大会の舞台へ進みました。
1学年上のチームメイトには、後にJリーグで活躍する大﨑淳矢さん、森泰次郎さんらも在籍し、ともに日本一を目指しました。
そして全国大会の決勝では、後にW杯日本代表となる原口元気選手を擁する江南南SCと対戦。
再延長戦の末に惜しくも敗れ、全国優勝にはわずかに届きませんでしたが、今でも心に残り続けるかけがえのない経験となりました。

そして翌年はキャプテンとして大会に出場し、開会式では選手宣誓も務めました。
大会連覇を目指しましたが、トーナメント戦でその後大会を制した蜷川とのPK戦で惜しくも敗退。
そのとき泣き崩れるチームメイトの姿は、今でも鮮明に覚えています。

こうした経験があるからこそ、決勝のピッチで懸命に戦う選手たちの姿に胸が熱くなり、
また、その成長を支える保護者やチームスタッフの皆さんの姿からも、多くのエネルギーをもらいました。
少年サッカーが持つ純粋な魅力、そしてこのKNB杯という大会が地域に与えている大きな力を、
改めて強く感じた一日でした。
ちなみに、フリーアナウンサーがKNB杯決勝はの実況を担当するのは長い歴史の中でこれが初の出来事です!
また来年もこの特別な舞台に携われることを願っています。
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